市販のキャットフードの選び方と見極め方を学ぼう!

猫も人間も同じ!日々の健康はバランスの取れた食事からですね。今では栄養バランスの取れたキャットフードが沢山市販されているので、飼い主としても簡単に餌を与えられて、猫の健康を維持する事が出来るようになりました。

一昔前の猫の餌と言えば、猫まんまと呼ばれる様に、残りご飯に味噌汁や鰹節が定番でしたが、それでは圧倒的に猫にとっては栄養素が少なく、病気になってしまい兼ねません。

当時はキャットフードもごく限られた物しか見かけない時代でしたが、現在は実に多種多様なキャットフードが売られています。

そんな、沢山あるキャットフードの中から、アナタの猫に一番最適なキャットフードを選んであげられる様に、飼い主として見極め方を学びましょう。

まずは、沢山あるキャットフードの何に気を付けたら良いでしょうか?それは、基本中の基本ですが、猫にとって必要な栄養素が入っているかどうかです。

猫にも犬にも必要な三大栄養素は一緒ですが、割合が違うのです。その三大栄養素として炭水化物、タンパク質、脂肪があげられます。

猫はタンパク質と脂肪分が犬よりも多く必要とし、炭水化物は犬よりも少なくて良いのです。この様に、犬とは微妙に違いますので、単純に言えば、猫用と明記された物を選びましょう。

犬と一緒に飼っていて、猫も犬も一緒などと、安易な考え方を持たない様にしましょう。猫にはキャットフード、犬にはドッグフードなのですから。

そして、購入する時の注意点として、賞味期限が近くない物にしましょう。与えている内に期限が切れてしまったと言う事を避ける為です。

また、その猫の状態を特定したフードも多数あります。毛玉ケア用や歯石予防や肥満対策、シニア用、子猫用などその状態に合わせて選ぶ事も大切です。

猫の状態や年齢などを十分に考慮して、キャットフードは選びましょう。子猫用のフードなどは栄養素が高く、成猫に与えすぎるとカロリーオーバーになる事もありますので、ご注意を!

そして、総合栄養食と明記のあるものを主食としましょう。中にはおやつ用の様に間食、副食と言う種類の物がありますので、主食として選ぶのは総合栄養食である事をお忘れなく!

また、缶詰めなどのウェットタイプのキャットフードは一般食と明記されているのも注意が必要です。いわゆる主食ではなく副食にあたります。

人間で言えば、主食がなくおかずだけの様な状態ですので、ぜひ併用をお勧めしたいですね。ドライフードだけでも十分に栄養は取れますが、ドライフードにも実は欠点があります。

ドライフードは十分な水と一緒に与える事は鉄則ですが、やはり食事の中にも水分量は必要なのです。ドライフードだけではなく、このウェットタイプの缶詰めなどもぜひ積極的に与えたいですね。

様々なキャットフードが販売されていますが、パッケージや宣伝に惑わされる事の無い様に、飼い主としてしっかりと見極める目を養いましょう。

選び方と見極め方を知ったら、与え方にも注意しましょう。パッケージ等に目安が記載されていますので、神経質にならない程度に、必要な量を測りましょう。

目分量で適当に与えていたり、ねだられる度に与えていると、肥満や病気を招きます。また、ある程度時間や回数も決めておくのも良いでしょう。

日々の小さな積み重ねである、食事は猫にとって大切な健康を守る事になるので、飼い主としてぜひ再確認してみて下さいね。

また、飼い主の好みで、キャットフードをコロコロと変えない様にしましょう。猫は変化に大変敏感です。体調の変化に伴いフードを変える時などは、徐々に混ぜながら変えるなど慎重に行いましょう。猫ってとてもデリケートで繊細なのです。