猫にしつけは必要なのか?果たして可能ですか?

猫は例え躾けられずとも、決して猫によって人間が躾けられる事の無い様にしなければなりません!それ位、猫って言う動物は巧みにその可愛らしさを利用して人間を召使の様にあしらう事が上手な動物なのです。

早朝に猫が餌をねだり、飼い主の方が起こされているなんて事はありませんか?それは、もうすでに猫によって操作されている証拠なのです。

猫はとても賢い動物で、どうやったら生きて行く為に必要な物を得られるか、なおかつ快適で安全であるかと言う事を見極めて学習し得とく出来るのです。

ですので、こうして行動してみたら成功した!と言う機会を与えてしまえば、次から必ずまた同じ様に要求してきます。その根競べに猫が勝つか人間が勝つかでどちらが躾けているのかが決まるのではないでしょうか。

そもそも、猫は犬に比べて社会性を必要としない性質で、単独行動によって生きる術を得ています。よって、リーダーに従う事や仲間との協調性の必要性がなければ、気に入られたいとか認められたいと言う願望がありません。

なので、良い事をして飼い主に気に入られたいとは思っていないでしょう。好きな時に甘えて遊んで貰えてご飯が貰えれば、それで良いのです。

ですので、その様な意識を持たせて、躾けをする犬とは全然タイプが違うので、そもそもの躾けに対する考え方を変えないと無理の様な気がします。

決して利口でない訳でなく、マイペースなだけなのです。そして、気まぐれな訳でなく、単独で生き抜いてきたゆえの行動と習性なのではないでしょうか!

では、猫のしつけはどんな風にしたら良いのでしょうか?どんな考え方で接したら良いのでしょうか?色々な問題行動に悩む飼い主も多いと思いますが、猫に対する考え方の相違から難しくなっているだけだと思います。

では、どんな工夫が必要かお答え致しましょう、ズバリ!躾けは楽しい知恵比べであり、工夫と試行錯誤、根気と努力が飼い主には必要となってくるのです!

そう、飼い主の考え方と努力のタマモノに係ってくるのですね。そうは言っても具体的にどんな事なのでしょうか?何だか、大変な気分になってきてしまいましたか?

いえいえ、そんな事はありません!例えば、乗って欲しくない場所があれば、乗らない習慣を身に着けされるパターンを作るのです。

そもそも、猫は怒っても実に意味がない動物なのです。その場は飼い主が怒っていて恐いな、嫌だなと思うのでちょっと怯えて、すまなそうな素振りで隠れたりしますが、実はなんで怒られてしまったのか理解していない事がほとんどなのです!

特に時間が過ぎてから、クドクドとお説教しても、あれ?なんで?機嫌悪いの?って反対に思われているかもしれないのです。

猫の場合は現行犯で、その瞬間を捉えて、アクションを起こすしかありません。何かして欲しくない事をした場合はその場で、叱るのではなくて、猫をびっくりさせるのです。

びっくりさせると言うのは、大きな声を出しても良し、猫の嫌いな音を出しても良しです。そうする事により、反射的にこの行動をすると嫌な事が起きると思わせるのです。

猫に不快な思いを与えさせられたら、大成功です!賢い猫は覚えていて、これをしたら嫌な事が起きると思うと二度とやりません。

なので、現行犯でしか躾けの意味がなさない点を覚えておいて下さいね。それ以外で、クドクド、ガミガミと猫を叱ってしまうと、単なる嫌われ者になりかねませんので、注意して下さいね。

猫は人間に、依存している様に見えて、自立した動物です。猫の躾けに悩んでいるとすれば、猫本来の行動を理解して、要求を満たしてあげる事が正しい躾けに繋がると思います。楽しい根競べして下さいね。