猫の食事のマナーについて考えてみよう

猫を飼った人なら、猫の食事のマナーについて考えた事はあるかもしれませんね。猫は自由気ままな生き物の代表みたいに思われていますが、実際はどうなのでしょうか?

人間から餌をもらう様になった、飼い猫でさえ、じつは野生の名残の特徴は垣間見えるのです。食事を通してその特徴が分かるかもしれません。

猫は狩猟動物なので、いつ獲物を捕れるかは分からないので、餌を隠しておく本能があります。その名残が飼い猫にも表れて、餌に砂をかける様なしぐさをする事があります。

逆に、飼い猫であるゆえに、いつでも美味しいご飯が貰えるので、ムラ食いをする様になる猫もいます。いつでも貰えるもん!と言う感じです。

野良猫に餌を与えた事がある人なら分かるかもしれませんが、ビックリするほど食べる猫がいます。次はいつ食べれるか分からないからなのかもしれません。

また、ついお皿から引き出して食べてしまう猫が居ます。お皿に乗せて食べる意識はないのでしょう。いちいち引きずり出して食べていては、周りが汚れてしまいます。

実は、猫に食事のマナーなんて無いも同然です!反対に食事のマナーを守らないとならないのは、飼い主の方かもしれません。

猫が食べやすい食器や餌を提供し、衛生的に安全に配慮する事が必要です。猫がいくら食べ散らかしても大丈夫な場所での餌の提供や、餌が腐りにくい環境での食事など、マナー配慮は飼い主の仕事なのです!

我が家の猫はマナーが悪いなんて、嘆いていた飼い主のあなたに問題があったなんて、ビックリ、がっかりしましたか?

では、猫の食事の提供のマナーについてしっかり学んでおきましょう!そこのずぼらな飼い主さん!あなたですよ!

猫が餌をより好みしてしまうのは、飼い主による餌の選び方に問題があるのかもしれません。先ずは、人間が食べている物は絶対に与えない様にしましょう。

塩分が強かったり、味が付いている物は良くありません。そんな物を好んで食べていては、猫用の餌が不味く感じる上に、病気になりやすくなります。

また、十分な水分を補給しないと、色々な場所で水を飲むようになってしまいます。人間のコップから、風呂場の床まで舐め兼ねません。こんな行為が見受けられたら、もしかしたら病気のサインかもしれません。

また、適切な量を与えていないと、可愛くおねだりすれば、すぐ貰えると学習し、際限なくおねだり攻撃が始まります。可愛いからと、ついほだされていると、肥満街道まっしぐらです。

また、飼い主の好みで餌を選ぶのもナンセンスです!私が猫だったらこんな食事が良いわ!なんて基準で選んではなりません。

猫に与えて良い物、悪い物をしっかり学んでおきましょう。また、猫の食器にも飼い主のセンスは不要です。可愛いからとか、オシャレだからと選んではならないのです!

食べやすさと衛生面での配慮など、あくまでも猫の立場になって選択あるのみです!猫は長いヒゲがあるのをお忘れなく!ヒゲがお皿にあたり、大切なセンサーである、ヒゲを汚してしまえば不快なのです。

ヒゲが当たらない、広めで浅い食器が使いやすいでしょう。また常に食べ残した餌を放置しない配慮も必要です。梅雨の時期など、餌が腐敗しやすい時期は要注意です!

飼い主のあなたは、愛猫の専属栄養管理士であり、専属のコックでもあるのです。全てを管理するフードコーディネーターです。

今まで、愛猫の食事のマナーについて、悩んでいた飼い主は肝に銘じて考え直しましょう!全てはあなた次第なのです!

猫の食事のマナーの悪さに嘆く前に、飼い主のあなたの食事の提供マナーを向上させましょう!