猫は死ぬ時に姿を隠すって本当なのか、その真実とは?

猫は死ぬ時に姿を隠すという言い伝えを、どこかで耳にした事があると思います。果たして本当なのでしょうか?死を覚悟した猫が自分でそれを感じて姿を隠すのでしょうか?

猫を飼った事がある人なら、おのずとその答えを知っていると思います。喋れない猫でも、飼い主との信頼関係から、その事が真実なのかどうなのか、伝えてくる様な気がします。

では、その言い伝えを信じている、あなたへ本当の事を知って貰いたいと思います。猫の本当の気持ちを知ったらあなたはどう感じるでしょうか?私の体験を交えながら、その真実について、じっくりと考えてみましょう。

少し昔の飼い猫は、家と外を自由に行き来していたのではないでしょうか?最近は様々な事情から、完全室内飼いを推奨されている事もあって、あまり外を自由に闊歩している猫は見かけない様に感じます。

それゆえ、外に出掛ける猫には自由と危険がいっぱいでした。その事により、出掛けた先で交通事故にあったり、喧嘩の負傷で動けなくなったり、恋の相手を探す旅に出てしまったり、家に帰って来なくなる猫、帰れなくなる猫もいたでしょう。

自分の意思で帰らない猫と、帰りたくても帰れない猫とでは理由が全く違いますね。動物は、傷を負っている姿や弱っている姿を堂々とさらす事はありません。もしも、出掛けた先で負傷したら、猫はどうすると思いますか?

猫は具合が悪くなると、身を安全な所に隠して、ひたすら回復するのを待ちます。何も食べずに、とにかくじっとしています。外で怪我や病気になってしまったら、どこかで回復するのをじっと待つでしょう。

そうこうする内に容態が悪化して、その場で息絶える事もあったでしょう。身を隠しているので、亡骸さえも見つからない事が多いのです。

そんな猫の事を偲んで、飼い主は姿を消したのだと思ったに違いありません。では、室内飼いの猫はどうでしょうか?

私が飼っていた猫は、徐々に歳を重ねて、段々と弱っていきました。いつその命の灯が消えかねないか、不安な日々もありました。

ある時、容態が急変し具合が悪くなった時は、やはり暗くて静かな場所で苦しんでいました。猫は自活能力が高い動物です。どんなに具合が悪くても、頼らず、ひたすらじっと耐えるのです。

大好きな飼い主に甘えて助けを求める様な事はないのです。ひたすら耐える愛猫を私達はそっと見守る事しか最後は出来ませんでした。

最後は家族に看取られて天国に旅立って行きましたが、その姿は決して死を悟り、姿を隠すと言う行為には思えませんでした。

最後まで、苦しくても辛くても、一生懸命に生き抜こうとする姿しかありませんでした。猫は決して生きる事を諦めないとその時強く感じたものです。

またきっと、元気にご飯を食べて、元気に遊べると思っていたのではないでしょうか?死を覚悟して身を隠すと言うのは、人間の都合の良い解釈でしかありません。

動物は自ら命を断つ事は無いと言います。とにかく、今を一生懸命に生き抜くその姿は、私達に勇気や希望をくれる存在です。

もしも、室内飼いでなければ、また元気になれると信じて、どこかでじっとしている内に家に帰れなくなっていたかもしれませんね。

しかし、現代では猫の行動範囲も狭くなり、猫の様子を身近に感じながら生活しています。そんな猫の様子を通して、この言い伝えは真実ではないと強く感じました。あなたはどの様に思いましたか?

猫だって老後はゆっくり過ごしたい!お世話の方法とは

猫の老後とは、どのくらいの時期から始まるのでしょうか?シニアと呼ばれる時期は7歳以降から始まります。まだまだ元気な時期ですが、成長ではなく、老化が始まる境目です。

個体差もありますが、10歳以降から徐々に何らかの変化があります。老化のサインを見逃さずに、今まで以上に気を遣ったお世話を心がけましょう。

また、老化現象だと思いこまずに、気を付けてあげる事も必要です。病気や怪我をしている場合もありますので。

状況をきちんと判断しながら、愛猫の健康と長寿をサポートしてあげましょう。では、猫の老化サインとはどんな事があるのでしょうか?

まずは、体の部位に表れる老化サインを見て行きましょう。先ずは、人間でも良くある老眼ですが、猫の目はどうなのでしょうか?

そもそも、猫はあまり目が良い動物ではありません。聴覚や臭覚、ヒゲなどでカバー出来るので、目が見えなくなっていた事に気が付かなかったと言う事もあるのです。

では、優れている部位の耳はどうでしょう?猫も歳をとると聴力が落ちます。名前を呼んでも気づかなかったり、大きな声で鳴くなどしたら、耳が聞こえにくくなっている可能性があります。

次に猫の最も重要な器官の鼻ですが、免疫力が下がり、風邪などひきやすくなります。ニオイが分からなくなる状態が続くと、食欲が落ち、また毒性のものも嗅ぎ分けられず口にしてしまう恐れもあります。

そして、口ですが、餌を丸飲みする猫は少々歯が無くても大丈夫なのですが、歯周病から口臭が激しくなったり、炎症で痛みを伴えば餌を食べれなくなる事もあります。

また、毛に関しては毛繕いをしなくなり、老化から白髪が増えたり、毛がパサ付いて毛が割れる様な毛割れと呼ばれる状態になったりします。

また、爪とぎもあまりしなくなり、爪が伸びて、肉球に食いこんだりしてしまう事もあります。その肉球もカサつき、乾燥からひび割れを起こしたりします。

そして全体の体重としては代謝が落ちるので、食欲がある内は太りがちになり、また高齢になると食が細くなり痩せていきます。

体の変化に伴い、筋力の低下も見られ、今まで簡単に登れていたり、上がれていた所にジャンプ出来なくなってしまいます。

そして、行動にも大きな変化が出て来ます。一日の内の大半を寝て過ごし、あまり動かなくなります。遊びにも興味を示さなくなり、神経質な感じになる猫もいます。

これらの老化のサインから、飼い主として、してあげられる事が分かるのではないでしょうか?今まで以上に丁寧なケアをしてあげないとならないでしょう。

まずは、基本的な体のケアですが、被毛のブラッシングも大事ですが、高齢になると、皮膚も弱くなるので、無理なブラッシングはかえってストレスになりかねません。

温かいタオルなどで拭いてあげたり、被毛の状態が悪くなる前に、小まめに手入れをしてあげましょう。肉球のひび割れなど、ひどい時は舐めても安全なクリームなどを塗ってあげましょう。

また、耳、目、鼻、口なども常にチェックしてあげ、汚れていたら、湿らせたガーゼなどで拭きとってあげましょう。顔を洗う行為も高齢になると怠りがちになってきます。

食事に関しても、今までよりも消化が良く、柔らかくした物や状態に合わせた栄養価の物を選んであげましょう。食欲が無く、少量しか食べなくなっている時は、栄養価の高い物を与えてあげましょう。

環境においても、段差を少なくした配慮や、ゆっくり寛げる寝床や場所を用意してあげましょう。またこの時期に新しい子猫などを迎える時は慎重にしましょう。遊びたい盛りの子猫は老猫にとってストレスになります。猫だって老後は静かにしたいでしょうから。

猫も飼い主も信頼できる動物病院とのお付き合いの仕方とは

病院は病気になってから行く場所だと認識していませんか?そうではなく、病気にならない為に通うべき場所であっても良いのではないでしょうか?

普段から、病院嫌いなあなたは、辛い病気になってからでは、なおさら嫌いな病院に行く事がストレスになりませんか?それは猫も人も同じではないでしょうか?

特に猫は普段行き慣れない、ましてや嫌な事をされる場所に連れて行かれるなんて、病気の上にさらにストレスを抱える事になります。

そんな事が無い為にも、どんな小さな事でも、真摯に向き合ってくれる、動物病院があったら、どんなに心強い事でしょう。

そんな動物病院を探す為のヒントと上手なお付き合いの方法を探っていきましょう!いざと言う時に頼れる動物病院があるだけで、既に安心ですよね。

まず、良い病院、悪い病院と言う事では無いと言う事。同じ動物病院でも通う患者が抱く印象は様々です。つまり、その動物病院といかにウマが合うかがポイントです。

それは、飼い主である、あなたがどういう基準と価値観で評価を下すかにあります。明確な判断基準を持たずに言いなりになってしまうようではいけません。

自分なりにイメージする良い病院探しをする為には、実は信頼関係を築く事が一番大事になってきます。それは一方的な事ではなく、双方に必要になるのです。

この先生に任しても良い!そう思える様に見極めていく事や、コミュニケーションを怠らない事などを含めて、以下にその見極めのポイントとなる事例を8つあげていきます。その事例を参考に、愛猫の為の信頼出来る病院探しのヒントにして貰えたらと思います。

1、電話の対応が良い。初めてかける電話での対応は重要です。例えスタッフであっても、病院内の雰囲気は十分に伝わるものです。第一印象は重要ですね。

2、診療費をきちんと説明してくれる。動物病院は保険適用が無い分、診療費も様々です。飼い主も不安になる一番の要素ですね。この診療費について面倒がらず丁寧な回答を得られるかどうかもポイントです。

3、施す治療を分かりやすく、きちんと説明してくれる。どんな治療をしていくか、きちんと説明してくれるかどうかは、猫でも人でも同じ様に大事ですね。説明も無く、治療がされ、治療代を請求する様では信頼関係が築けませんね。

4、セカンドオピニオンを拒まない。別の病院への通院はなかなか口に出来辛いものですね。しかし、意見を求めて快く賛成や提案をしてくれる所だと安心出来ますね。

5、病院内が清潔である。基本中の基本ですが、病院が暗く、不潔である事は説明するまでもないですね。

6、病気以外の相談も気軽に乗ってくれる。病気を診断するだけではなく、飼い主の不安を取り除く様なアドバイスをくれる病院であれば、相談しやすいですね。

7、時間外診療の相談にも乗ってくれる。個人病院では24時間診療は難しいものですが、いざと言う時の為に他の診療機関の紹介などしてくれるのは有り難いですね。

8、猫に優しい獣医である。もう、これに尽きますね。動物病院の先生が猫嫌いなんて事は無いと願いたいですが、普段と違う様子から猫が取り乱した時の対応で先生の様子を逆にチェックしましょう!

いかがでしたか?なんとなく、イメージできましたでしょうか?自分は何を一番に大事にして動物病院を選びたいか?明確な判断基準の助けになったでしょうか?

また、こちらが一方的に判断するだけではなく、個々のお付き合いから築く信頼関係が一番大事なのではないでしょうか?私達にも守る大切なマナーもありますよね。それらを意識しながら、ぜひ信頼関係を築ける病院探しをして下さいね。

猫が突然噛むのはなぜ?噛みつき癖は直せるのか?

猫は短時間で気分が変わる動物です。さっきまでご機嫌で遊んでいても、急にストレスを感じて、攻撃的になったり、突然噛みついてきたりする事があります。

狩猟動物の猫にとっては、噛む行為はそれほど、悪意がある行為ではありません。飼い猫は狩猟行動を起こさずとも餌を貰える環境ですが、その狩猟本能は消える事なく、猫の行為として自然な事なのです。

子猫の時から、きょうだい猫との遊びの中で、噛む行為の手加減を学びます。つまり本気じゃない噛み方は甘噛みと言って遊びの一部なのです。

猫に慣れていないと、軽く噛まれただけで、大袈裟に噛まれたと騒ぐ事もあるでしょう。しかし、子猫時代にこの様な遊びを通して、甘噛みを体得していないと、手加減を知らない猫もいます。

つまり、子猫の時代にあまりにも早く親やきょうだいから引き離されてしまうと、猫としてのルールを知らない事になるのです。

気分が変わりやすい猫の特徴から、遊んでいてつい、度を越してしまい、興奮しすぎて、エスカレートしたり、不意をつかれて驚き、たまたま側にいた者に八つ当たりする、転嫁行動もあります。

では、こんな噛み癖が抜けない猫に対して、どの様な対応をすれば良いのでしょうか?猫にすれば、悪気なく行動しているつもりでも、飼い主には迷惑なものです。

まずは、日頃の猫の観察を怠らない様にしましょう。猫も実はいきなり怒ると言う前に、実はサインを出しています。

どんなサインかと言うと、先ずは落ち着きがなくなり、そわそわし出し、瞳孔が大きくなり、尻尾を大きくバタバタと振り始めます。イライラしているなと感じるこのサインを見逃してはいけません。

サインを見逃して、それでもしつこくしていると、猫パンチをくらい、挙句の果てに、ガブリと噛まれてしまうかもしれません!

また、遊びの延長で興奮しすぎて、痛いほど噛んでくる猫に対しては、大きな声で、痛い!とリアクションをとりましょう。決して怒ったり体罰を与えてはなりません。

猫は怒って躾けられる動物ではありません。逆に飼い主との関係性を悪化させてしまう事になりますので、注意してください。

子猫時代に社会化を学ばずに成長してしまったなら、飼い主がきょうだい猫になったつもりで、教えなければなりません。

では?飼い主が猫に噛みつくのか?もちろん、その位の勢いも必要ですが、痛い表現をしたり、上あごに指を押しあてたり、自らの尻尾を口に持っていって、噛ませてみたり、噛む行為が痛いと教えてあげるのです。

子猫の時代は、乳歯が生えかわる事もあって、口の中がむず痒く、噛む行為が多いものです。子猫の歯と言えども、鋭く危険です。

もしも、指などを噛まれて離さない時は引き抜くより、軽く押しこみましょう。苦しくなって、噛む事を辞めるでしょう。

また、噛む事だけではなく、じゃれついて、引っ掻いたり、後ろ足で激しくキックしてくる行為も大抵、伴います。人間の腕にしがみ着き、噛みつき、キックするとなれば、たまったものではありませんね。

そんな時はなるべく冷静に対応しましょう。痛い表現を忘れずに、また興奮がおさまらない時は、その場を離れましょう。猫は転嫁行動などで、当事者ではないものにも容赦ない事があります。

無理に落ちつけようとせず、離れるか、バスタオルなどを掛けて目の前の視界を真っ暗にさせて落ち着かせます。

気分がすぐに変わる猫なので、1分もしない内に落ち着きます。それでもダメな時は無視しましょう。襲われない程度に距離を保ち、鎮まるのを待ちます。

猫の特性を知れば、冷静に対応が出来るでしょう。必ず理由はあるものです。なので、決して体罰などで対処する事はしないで下さいね。

猫から好かれる人!嫌われる人!あなたなどちらのタイプ?

猫が好きなタイプの人と、嫌いなタイプの人とは、どんなタイプの人なのでしょうか?あなたは猫が好きなのに、猫に嫌われていませんか?逆に猫が苦手なのに、懐かれていませんか?

好かれるタイプと、嫌われるタイプを徹底検証してみましょう!あなたはどちらのタイプに当てはまりますか?猫と仲良くなりたい人は必見ですよ!

まずは、猫が好きになるタイプの人の特徴をあげていきましょう。猫は穏やかで優しい、物静かな人に好感を持ちます。また男性より女性、子供より大人が好きな様です。

女性の声は高く、猫の音域により近い事から女性の声の方が馴染みやすく、またゆっくり静かな口調に安心感を覚える様です。そして、はしゃぎ回る子供よりも、ゆったりとした大人の方が猫にとっても落ち着ける様です。

また、猫が安心するしぐさを紹介しましょう。まず、猫の視野内でゆっくりと動きましょう。しゃがんで目線を近くする事で猫自身がこちらを観察でき、安心します。

しかし、じっと猫の目を見つめない様にしましょう。目を合わせる行為は動物では威嚇の行動になってしまいます。手をそっと差し出しニオイを嗅がせて、安全な相手だと確認させてあげましょう。

では、逆に嫌われるタイプの人の特徴をあげてみましょう!好かれるタイプと逆の行動を取る人だと思えば、すぐに分かると思います。

動作が大きく、早くて、ガサツなタイプの人を恐がります。つまり、男性や子供が苦手な事が分かりますね。特に男性の発する低くて太い声が猫にとってはあまり心地よく無いようです。

そして、猫の視界内に入っていないのに、不意にお腹やお尻、尻尾などの急所を触れる行為も猫に嫌われます。見えない所で動いたり、また追いかける行為はご法度です。

これらの特徴から、あなたは猫に好かれる行為、嫌われる行為をとっていませんでしたか?もちろん、男性だから子供だからと言って一概に嫌われる訳ではありません。

おっとりと優しい対応で、猫に好かれる男性もいますし、一緒に飽きることなく遊んでくれる子供などが大好きな猫もいる事をお忘れなく!

また、猫が好き過ぎて、猫と会うや否やテンションが上がり、猫が怯えているのもお構いなしに、近寄って行っては恐がられるだけですね。

その反対に、猫が苦手な為、猫に合うと目を合わせられず、大人しくしていたら、猫の方から擦り寄って来たと言う経験を持つ人もいるのではないですか?目を合わせない行為は、敵意が無い事を示し、物静かにしていれば、猫は安心して近寄っても来ます。

では、自分が猫に好かれているかどうか、猫の様子を観察してみましょう。猫は安心すると、お腹を見せてくれます。また、体をすり寄せてニオイ付けをしてきます。

また、尻尾を立てて付いて来たり、喉をゴロゴロ鳴らしたり、甘噛みなどされたら、かなり気に入られている証拠です。いずれも、親猫やきょうだい猫に見せる行為なので、あなたの事を受け入れている証拠です。

また、嫌いな人には、目をじっと見つめ返し、背を丸めたり毛を逆立てたりしながら、鼻に皺を寄せて、シャーっと威嚇して来ます。説明なくとも、怒られているなと誰もが感じる事です。

しかし、何も分からない赤ちゃんなどは怒っているとも分からずに近寄り、猫パンチをくらったり、引っ掻かれる事もありますので、大人が注意深く見守ってあげましょう。

飼い猫に限っては、相手が赤ちゃんだと認識して、嫌だけれども、我慢している姿も良く見かけます。相手が何も分からない存在だとちゃんと見分けているのですね。

猫は私達が思っている以上に賢いのかもしれません。そんな猫とコミュニケーションを取りながら、ぜひ仲良くなりたいものですね!

猫って肉派?魚派?本当はどっちが好きなのか?

猫が好きなのは魚なのか肉なのか?どちらが本当は好きなのか、考えた事はありますか?日本の猫と外国の猫では好みはちがうのでしょうか?

日本ではどちらかと言うと、お魚が好きなイメージが強い様な気がしますがいかがでしょうか?好みは猫それぞれでしょう。そこの所をじっくり考えて分析してみました!

猫が自力で狩りをして、得られるとするならば、魚でしょうか?肉でしょうか?そう考えるとおのずと答えが出る様に感じます。

野生の猫はネズミや小鳥などを餌にする為に狩りをしていたでしょう。水が苦手な猫は泳いで魚を捕っていたとは思えません。

運が良ければ、波打ち際や岸辺に打ち揚げられた魚を食べる事もあったかもしれませんが、かなりの確率で低かったでしょう。

肉食動物の猫はやはり、本来好きなのは肉なのではないでしょうか?しかし、色々な土地で暮らす猫の中には人間から魚をもらい生き永らえている内に魚しか食べた事がない猫もいるでしょう。

漁港で暮らす猫は、魚を丸ごと漁師から貰っている写真などを見る事がありますね。また、内陸で暮らす猫は魚なんて見た事も食べた事もないかもしれません。

そんな事を考えれば、猫に一概に魚か肉かなんて、選択する術はないですね。食べられるだけで、それはもう十分かもしれないですね。

では、自ら餌を捕る必要のない飼い猫達は、魚と肉とどちらが食べたいと思っているのでしょうか?今や、市販の猫の餌は魚ベースも肉ベースもどちらも豊富ですね。

最初に与えたフードがその猫の好みを形成するとなれば、飼い主の好みで猫の嗜好も決まるのではないでしょうか?では、猫にとって必要な栄養素と言う面から考えてみましょう!

猫は肉食動物だと言う事は分かりますが、では猫の体質から本当に必要な栄養素とはどんな物なのか、詳しく調べてみました。

まず、猫はベジタリアンにはなれないと言う事です。猫が体内で合成出来ない栄養素があります。アミノ酸であるタウリンと脂肪酸であるアラキドン酸とビタミンAなのです。

いずれも、植物の中にはわずかしか含まれておらず、主に動物性食材に豊富に存在するのです。これらが欠乏したら、猫に何かしらの問題が生じる可能性があるのです。

極端に言えば、タウリンが豊富に含まれる、肉や魚さえ食べていれば大丈夫なのです。また、合成出来ない、ビタミンAは主に、レバーなどに含まれています。やはりお肉が必須ですね。

そして、必要な脂肪酸に関しても、先に述べたアラキドン酸の他にリノール酸とα‐リノレン酸を合成できないので、直接食事から摂るしかないのです。

これらの脂肪酸は植物性油や動物性脂の両方から接種する事が望ましいのです。また、性ホルモンに必要なナイアシンと言うビタミンも必要です。これらはカツオやブリ、若鶏などに多く含まれています。

また、エネルギーを生み出す炭水化物を摂取せずとも、アミノ酸からグルコースと言うエネルギー代謝を促す成分を作り出せるので、あまり必要がないのです。むしろ、消化能力が低いので、炭水化物は与えない方が無難でしょう。

また、筋肉や骨を形成する、ミネラルも必要です。ミネラルと呼ばれる栄養素の中には、カルシウム、リン、亜鉛、鉄などがあります。

これらの猫にとって必要な栄養素は肉にも魚にもどちらにも含まれている事が分かって来ましたね。と言う事は肉でも魚でも好き嫌いなく食べられる方が健康に良さそうです。

肉が好きか?魚が好きか?いやいや、どちらも大好きな猫に飼い主がしてあげましょう!肉からも魚からも必要な栄養素をもらって、元気で健康な猫を目指しましょう!

猫をモデルに可愛い写真を撮ってみよう!

我が家の猫が世界で一番可愛いと、親バカならぬ、全ての飼い主はそう思っている事でしょう。私もその中の1人でした。

最近では、インターネットを通して、愛猫を堂々と自慢出来る場面が多くなりました。ブログなどで人気が出て、写真集などを出版する、いわゆる一般人ならぬ一般猫なのにアイドル並みの人気を得ている猫もいます。

昔は、猫の写真集と言えば、しっかりポーズを構えた、すまし顔の猫が多かった様に思えますが、現代では少し不細工だったり、無愛想だったりする方が特徴があり、人気が出る事も多い様です。

では!我が家の猫もアイドル並みにとはならぬとも、可愛い写真を撮って、自慢したくなりませんか?猫は気まぐれである上に、寝ている事も多く、いったん遊びだせば、シャッターチャンスが難しい被写体です。

そんな、猫を可愛く写真に撮る方法をご紹介したいと思います!可愛く撮って、ぜひ周りに自慢しちゃいましょう!愛猫はモデルになる素質はあるかな?

まずは、写真を撮るコツとしては、猫の目にピントを合わせましょう!なるべく自然光で撮りましょう。暗い所では猫の目が光ってしまいます。目からビーム光線を出す恐い写真にならない様にしましょう!

そして、シャッターチャンスは動きを止めた一瞬が狙い目です!動きが素早い猫はカメラのシャッタースピードが追い着いていけません。ブレブレ写真が多くなってしまいます。

猫の躍動感ある写真を撮りたい時も、常にシャッターチャンスを狙う瞬間を待ちます。猫の気を引く為に、おもちゃなどを使い、遊ばせながら写真を撮るのはなかなか難しいのです。

しかも、遊び疲れた猫はゴロンと横になって寝てしまう事があります。寝ている写真も可愛いのですが、気が付くと寝ている写真ばかり、なんて事にもなりかねません。

子猫の内は、良くじゃれて遊ぶので、シャッターチャンスが難しいですし、老猫はいつも同じ様な、ブスっとした表情ばかりになりがちです。

これを脱却するにはやはり、常日頃の猫とのコミュニケーションが何よりですね!いつでもカメラを側において置く事で、猫にもカメラに慣れて貰いましょう!

飼い主と目を合わせてくれても、カメラを向けると、急に目線をそらす猫も多いのです。せっかくのシャッターチャンスも残念な結果になりがちです。猫の視線をこちらに誘導しながら、胸のあたりでシャッターを切るなど工夫してみましょう。

デジカメが主流の時代ならでは出来る事、失敗を恐れず、ひたすら奇跡の一枚を狙いましょう!撮り続けていく内に段々と上手になっていきますよ!

また、美しく撮る秘訣としては、なるべくすっきりとした背景にする為に、部屋は整理しておきましょう!夢中で撮ってみたものの、散らかった背景の部屋の方に注目がいってしまい、残念な写真になりがちです。

また、いつもと違う場面を作りだしてみるのも楽しいでしょう。小物を使ったり、短時間であれば、服や被り物を受け入れてくれる猫もいます。あくまで、短時間で、猫のご機嫌が悪くならない程度にしましょう!

また、可愛い写真の一例として、猫と子供、猫と年寄りなんて言うのも、見ている人にホッコリ感を与える事が出来るでしょう。

あなただけのオリジナリティー溢れる写真を撮る為に、最初は真似から始めてみましょう!きっと最後にはとびきり可愛い写真が撮れるでしょう。猫が大好きならきっと出来ますよ!

沢山写真が撮れたら、自分だけの写真集を作ってみたり、ブログにアップしてみると楽しいでしょう。あなたの腕次第で、愛猫も人気者になるかもしれませんよ!

猫もストレスを感じるの?そのストレスの元を探ろう!

現代では猫も人間もストレスにさらされている時代と言って良いでしょう。見た目には豊かな時代でも、めまぐるしく変わる環境の変化に猫も人間も果たしてちゃんと付いて行けてるのでしょうか?

猫の立場になって、猫がストレスに感じる事はどんな事か、またどの様に対処してあげたら良いか、じっくり考えてみましょう!

不平不満を口にしない猫ですが、実はとても辛いストレスにさらされているかもしれません。ストレスから病気に発展しないその前にぜひ、適切な対処法を知っていきましょう!

ストレスの感じ方は猫の性格や性質によって異なります。人懐っこい猫は来客があっても平気ですが、反対に人が苦手な猫は来客がある度に逃げ隠れ、怯えているかもしれません。

我が家の猫がどんな性格なのか、飼い主がきちんと見極めて、ストレスの要因を判断してあげる事が必要になります。

では、ストレスを感じやすい猫の性格とはどんな性格でしょうか?まずは環境の変化に弱い所はありませんか?新しい品物などがあると避けたり、近寄らない敏感猫ではありませんか?

また、知らない人が来ると異常に反応して、隠れませんか?その不安からマーキング行動が激しくなる事はありませんか?

これらの項目が当てはまる様でしたら、要注意ですね!では、猫がストレスを感じる場面をストレスの低い順から高い順までチェックしてみましょう!

では、低レベルのストレスとはどんな事でしょうか?継続的に起こらず短期間で済む様な内容であれば、それほどストレスを感じない様です。

低レベルその1、留守番。案外、猫は留守番が得意の様です。寂しいのは外出する飼い主の方かもしれません。留守の際は猫が退屈しないような遊べる環境を作ってあげましょう。

低レベルその2、掃除機。掃除機の音が嫌いな猫が多い様です。逆に掃除機で吸われるのが好きな猫もいますが、嫌なら逃げる事で回避できるので、少し我慢してもらいましょう。

低レベルその3、構い過ぎ。猫はどちらかと言うと、放っておいて欲しい動物かもしれません。遊びたい幼猫時代ならいざ知らず、成猫になると、マイペースを好みます。

次なる中レベルのストレスですが、慢性的に訪れる場面に対して感じますが、ある程度繰り返される事で、慣れる事もあります。

中レベルその1、外の猫。窓から外を見るのが好きな猫に、外を自由に闊歩する猫は羨ましいと言うより、疎ましい存在です。自分の縄張りを脅かす猫が許せません。

中レベルその2、工事の音。これは人間でも嫌なものですね。ましてや、我が家の改装工事ともなれば、知らない人が出入りして、大きな音を出したりされれば、恐怖ですらありません。

中レベルその3、薬や病院。無理やり飲まされる苦い薬や嫌々連れて行かれ、何をされるか分からない病院はストレスでしかありませんね。でも、病気の場合は仕方がありませんが。

では、最大の強レベルストレスとはどんな事でしょうか?アクティブに長期に渡り猫に襲いかかる出来事が最大のストレスとなります。

強レベルその1、長期による家族の不在。猫が一番信頼して懐いていた家族がいなくなった場合に猫も不安定になってしまいます。慣れるまでに時間がかかるでしょう。

強レベルその2、相性の悪い同居猫。そもそも単独生活の猫にとって、突然現れた新参者は最大のストレスとなります。多頭飼いには十分な配慮が必要です。

強レベルその3、洋服。猫に洋服を着せてしまったら、毛繕いが出来ません。気持ちを落ち着かせる事が出来る毛繕いを妨げない様にしましょう。

いかがでしたか?仕方の無い場面もありますが、なるべく猫を尊重してストレスのない場面を作ってあげたいですね。

魅力的な色白猫には要注意!その秘密とは?

色白は猫の世界でも、七難隠すのでしょうか?白いと言う事は、人間の世界ではとてもイメージが良い例えが多いのはご存知ですか?

黒猫と言うのは魔女のお使いやその昔、迫害を受けていた時代もあるほどですが、白い猫と言うのはことわざでも、なぜか縁起が良いとされています。

白猫が目の前を横切ると、幸運が3日続くとか、朝に白猫を見たら、その日はラッキーだとか、白猫の夢を見ると縁起が良いなど、国内外問わず縁起が良いと言われる白猫です。

そもそも、白い猫と言うのは昔から存在したのでしょうか?白い色はとても目立つので、敵に分かりやすく、野生で生存するのは難しかったのではないでしょうか?

その事から、白猫は珍しく、滅多に見かける事がなく、その希少性から出会うと幸運を導いてくれるという噂が広がっていったのではないでしょうか?

では、突然変異から白猫は誕生したのでしょうか?白い猫の遺伝子を調べると2つの種類があります。一つは一切の色素を持たずに生まれるアルビノと呼ばれるタイプの猫と、そうでない白色の優性遺伝子を持つタイプの猫です。

アルビノとは、猫以外の動物にも出る症状で、生まれつきメラニンが欠乏する遺伝子疾患であると言われます。特徴としては、皮膚や体毛が白く、瞳は無色なので、眼底の血液が透けて見える事によって赤く見えます。

優性遺伝子を持つタイプの猫はアルビノとは違い、優性遺伝子が毛色や模様の全てを抑え白い色に導くので、他の毛色や模様の遺伝子を持ちつつも白い色になってしまいます。

なので、他の色の遺伝子も持ち合わせているので、白い親猫からも別の色の猫も当然生まれて来ます。しかし、父猫母猫のどちらかが白い猫だと白い子猫の確率は高くなります。

絶対優性の白とまで呼ばれる遺伝子の強さから、自然界では生き抜きにくいけれど、白い猫は生まれてくるのですね。では、白い色の猫は通常のタイプの猫と健康的に差があるのでしょうか?

白い猫の特徴として、毛色が白いだけではなく、目の色のパターンに特徴が表れます。目の色のパターンは3種類で、青、黄色、両目の色が違うオッドアイと言う種類です。

実は、この青い目の猫は聴覚に障害が出やすいと言われています。それは色素を欠乏させるメラノサイトが内耳にも深く関わっている為、難聴になりやすいらしいのです。

青い目の猫の聴覚障害の確率は65%から85%とかなり高い確率の報告があります。また、両目の色が違うオッドアイでも、青い目の方の耳に障害が出やすいとも言われています。

毛色が白く、青い目の猫は聴覚に障害が無いか、注意してあげましょう。また、白い猫以外はあまり先天的に聴覚に障害が出る事は稀な様です。

更に、白い猫は皮膚が弱い事から、紫外線に注意するように言われますが、実際にはどうなのでしょうか?白い色は紫外線を通しやすいので、皮膚がんになりやすいとも言われています。また体の一部が白い猫もその部分だけ腫瘍の発症率が高くなるそうです。

日向ぼっこが大好きな猫が日光に当たれないのは、いささか可哀そうでありますが、注意が必要ですね。白い猫を飼っていたら、小まめに皮膚のチェックをしてあげましょう。

また、白い猫に多い病気として、腎臓病があげられます。確率として高いので、何事もなく健康な白い猫も沢山いるようです。白くて美しい猫は、やはり美人薄命なのでしょうか?

ナチュラル志向の飼い主さんに教えたい猫の為の自然療法

普段から、薬や医者にあまり頼りたくないと考える飼い主さんもいる事でしょう。自然療法なら、副作用も少なく安心です。

そもそも、感情によるストレスをを持たず、猜疑心がない、猫にとっては自然療法などは人間よりも効果が高いかもしれません。

では、猫に試せる自然療法とはどんな物があるか、順に紹介していきましょう!ストレスを減らす為の物や実際に困っている症状への対応など、実に様々あるのです!

まず、飼い主さんである、あなたがこれらの自然療法へ疑問を抱きながら試すのは避けましょう。猫の心を癒し、ストレスを無くし、様々な問題行動や症状を緩和させるのですから、まずは飼い主さんがリラックスしてゆったりと信頼して試せる様にして下さい。

また、全ての猫に効果が表れるかどうかも分かりません。試してみて効果が表れないからと言って、落胆せぬ様に、楽しむ気持ちでトライしましょう。

薬とは全く効果が違うので、飼い主さんが愛猫に一番良さそうだと思う物を選んであげましょう。飼い主さんが信頼し楽しむ事で、愛猫に効果をもたらす場合もあるでしょう。

先ずは、ストレスを抱えて、様々な問題行動を引き起こし、喧嘩ばかりしている猫などの不安を取り除くグッズを紹介しましょう。

まずは、花のエネルギーを水に転写したフラワーレメディです。これは、いわゆる花の成分などを抽出したエッセンスオイルとは違い、エネルギーを水に転写させた物なので、まったく副作用がありません。

ただの水?と思いがちですが、心を癒す為に考え出された自然療法なのです。エッセンスは38種類ほどあり、猫の症状から選びます。飲み水や食事に直接垂らすだけなので、とても簡単で安心です。

鳴いてばかりいて、不安定な猫がこのフラワーレメディで落ち着きを取り戻したと言う事もあるそうです。飼い主と一緒に試す事も出来るので、楽しいかもしれません。

次に紹介するのが、お香です。人間も安らぎたい時や気持ちを落ち着かせたい時などに使用する事がありますが、猫用に作られたお香があります。

まさに、猫が喜ぶ!?またたびのお香です。主に植物の香りのするお香ですので、猫も人間も一緒にリラックス出来る事間違いありません!

そして、一緒に楽しめる物として、音楽があります。猫と一緒に聞けるヒーリングミュージックがあります。猫の癒しを追求する為に作られた、CDがあるのです。

音楽療法の権威による監修と獣医大学の研究スタッフによる協力で作られた音楽だそうです。一体どんな音楽なのか興味深いですね。

これらは、人間にとってもとても癒し効果が高い自然療法ではないでしょうか?もちろん、人間がリラックス出来るのですから、猫にも有効な感じがしますね。

そして、これらのグッズの他に一番有効だと思える自然療法は、飼い主による愛情あるマッサージです。マッサージをする為のオーガニックローションなどもありますが、一番は大好きな飼い主によるマッサージではないでしょうか?

触れると言う行為は、信頼関係のある間柄ではとても有効に働きかけます。猫も飼い主も共に癒される行為ではないでしょうか?

猫が病気になる要因は人間と同じく、ストレスや環境汚染物質の影響、また食事の添加物によるものだと考えられます。

それらの原因を体の中から排除する事により改善を促します。猫は人間よりも代謝が早く、その代謝を活用して体の中から悪い物を出してしまうのが何よりです。

色々な自然療法の中から愛猫に最も負担がない方法を飼い主さんが選んであげる事が大切ですね。あなたはどの自然療法を選びますか?