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Monthly archives: 3月 2016
美しい猫の目の色に隠されたその秘密に迫ろう
猫の目には不思議な魅力が宿っている様に感じませんか?瞳孔が大きくなったり、小さくなったりするなど、理由は一つでは語られないでしょう。
暗闇の中でも、良く目が見える事など、猫の目の不思議はそれ以外にも実はまだまだ沢山の驚くべき能力と秘密が隠されているのです。
猫の視野は実は、280度もあるのはご存知ですか?人間が約210度と言われているので、猫は斜め後ろの存在もお見通しなのですね。
また、動体視力や光の感度も抜群なのが猫の目の特徴です。暗闇でも感知しやすく、人間の目から動いて見える物も、コマ送りの様に見えている可能性があります。
また、人間が見えない紫外線も猫は見えていると言います。紫外線を感知できる動物は鳥や昆虫などにも多く、猫もその可能性が高いそうです。
こんなに優秀な猫の目が私達を魅了するのは何故でしょうか?それは、単純にその見た目にもあるのではないでしょうか?
猫の目の色は、様々な種類が存在します。今回は猫の目の能力と共にこの目の色に注目してみたいと思います。
生まれた時は皆、実は同じ色をしています。生まれたばかりの子猫は実はキトンブルーと言って全ての子猫が青い目をしています。
猫の目の色は、中央の瞳孔の部分では無く、その周りの虹彩に様々な色合いが見てとれます。この虹彩の色を決定するのが、メラニン色素の量と言われています。
子猫の内はこのメラニン色素が少なく、成長と共にメラニン色素の沈着が起き、目の色が決定します。だいたい、生後3ヵ月から4ヵ月ほどで目の色が決定するので、その変化をぜひ観察してみるのも面白いでしょう。
子猫の内は青い目でも一体どんな色に変化していくか想像しただけでも面白いですね。では、猫の目のカラーは何種類位存在するのでしょうか?
メラニン色素の量が少ない順にそのカラーを紹介してみましょう。サファイアブルー、ブルー、アクア、グリーン、ヘーゼル、イエロー、ゴールド、オレンジ、カッパーの9種類です。まるで、宝石の様な色の種類ですね。
当然、目のメラニン色素が少なければ、被毛にも影響してきそうですが、実は被毛が白い猫は青い目の猫が多いのです。人間でも色白の人などは、目の色が薄い人が多いのも同じ原理なのではないでしょうか?
また、人間で言えば、地域によって目の色が違う事がありますね。白人は目の色がブルーだったりするのも、メラニン色素が影響している事が分かります。
猫も地域によって目の色が分かるのではないでしょうか?当然、日光の影響を受けにくい寒い地域の猫は日光を取り入れやすい薄い色であったり、日光の影響が強い地域では、目の色が濃くなる傾向があります。
また、人間の世界で研究されているのですが、目の色によって性格が違うと言うのです。茶色の目の子供は物怖じしないタイプが多く、青い目の子供は引っ込み思案が多いと言うのです。これを猫に当てはめてみても通用するかもしれませんね。
この考えは、目の色がメラニン色素の量で決まる事から、メラニン色素の沈着を助けるホルモンが脳に影響していると言うのです。
脳に影響をするのであれば、当然性格を左右するのではないかと言う説に導かれる訳ですが、あくまでも一例であるので、やんちゃな青い目の猫も、大人しい茶色の目の猫もいるでしょうね。
また猫の目の中で、左右違う目の色をした猫も存在します。白い猫に多く、片目が青、片目が黄色などの猫をオッドアイと呼びます。
また、もっと稀な色合いでは、片目の中に、色が2色ある猫がいます。ダイクロイックアイと呼ばれて大変珍しい様です。これらは遺伝的要素が大きく、生まれつきであるようです。あなたの猫の目の色は何色ですか?
猫は他の動物や人間の赤ちゃんと仲良くなれるのか?
猫は単独生活する動物だと、色々な場面で紹介していると思いますが、では他の動物や人間の赤ちゃんとは仲良く接する事ができるのでしょうか?
自由気ままでマイペースな猫は周りと合わせる事が可能なのでしょうか?自分よりも小さく弱い生き物に優しく接する事が出来るのでしょうか?
様々な物語に登場する猫は、どことなく意地悪なイメージで描かれている事が多いですが、本当の猫の姿はどうなのでしょうか?じっくり観察してみましょう。
猫は生後間もない頃に親やきょうだいそして、人間や他の動物との触れ合いの中で育つことが出来れば、どんな動物にも臆する事なく、仲良く接する事が出来る猫に育ちます。
この時代に、決まった人だけの愛情で育ってしまうと、その人だけにしか慣れない猫に育つ場合もあるのです。しかも、早々に親から引き離されてしまった子猫は逆に臆病な猫に育つとも報告されています。
例え人間が面倒をみて育て上げたとしても、親猫からの愛情が欠落してしまうと問題が生じるのです。幼少期の経験が大切なのは猫も人間も同じなのではないでしょうか?
また、狩猟本能を持つ猫は、小さく素早く動く物に反応してしまう習性から、小鳥やネズミを獲物にします。しかし、子猫の時代に小鳥やネズミと一緒に育てると、大きくなっても仲良く出来るのです。
反対に、自分より大きな動物とも仲良くする事も出来ます。牧場で育つ猫は犬や牛や馬などと仲良く育つ事もあります。他の動物と仲良く過ごす姿は微笑ましい限りです。
また、子育て中の母猫に関しては、違う動物の子供の面倒を見て育てると言う事例も報告されています。母性本能から、ウサギや犬の子供を育ててしまうと言う訳です。
動物には種を超えて、愛情をかける本能が生まれ持って備わっているのでしょう。では、人間の赤ちゃんにはどの様な反応をするでしょうか?
初めて対面する人間の赤ちゃんには猫もおっかなびっくりで接しますが、次第に慣れ、飼い主が大事にする存在である事を学びます。
人間の赤ちゃんは自分よりも大きく驚異的な存在であるはずなのですが、赤ちゃんが無理に尻尾を引っ張っても、毛をわしづかみにしても、怒らない猫も居ます。
本当に不思議な事ですが、猫は把握しているのではないでしょうか?しかし、我が家の猫は遊びに来た子供に威嚇していました。猫だって、たまに合う子供と、飼い主の子供とは勝手が違いますね。
人間の子供にとっても、小さい頃から動物と一緒に育つと言う事は様々な意味合いからしてとても良い事ではないでしょうか?
神経質な飼い主の中には、猫の病原菌が赤ちゃんに悪いと考える人もいるかもしれませんが、室内飼いの猫であれば、それほど神経質になる必要は感じませんし、逆に猫との触れ合いの中で豊かに成長するでしょう。
幼少時代にペットと触れ合って育った子供は大人になっても、ペットに優しく接する事が出来る飼い主になるそうです。
しかし、子供の教育の為に猫を利用するには猫にとっては苦痛です。大人である飼い主が正しい判断で、猫を守り、子供に猫を世話する事を学ばしてあげましょう。
無責任な世話の仕方で猫を苦痛に追い込ませる事があると、子供も後に猫への辛い記憶が残ったままになって成長してしまいます。
成長過程で体験した記憶は、大人になってからも刻まれてしまい、改善するにはかなりの努力が必要です。猫にとっても、子供にとっても素晴らしい記憶となる様に大人の飼い主が見守ってあげる事が必要になりますね。
種を超えて皆が仲良くなれる世界になると良いですよね。先ずは身近な存在の猫と子供が仲良く出来る環境作りを大人がしてあげましょう。
猫ってどの位賢いの?その知能を調べてみよう!
猫の知能指数は一体どのくらいのものがあるのでしょうか?猫に筆記テストをする訳にもいかないですし、そもそも猫と言う生き物を人間の考え方に当てはめて知能を測るとはどんなものでしょうか?
人間は社会性を持つ生き物に対して、猫は単独生活をする生き物です。その為に、つい人間の社会性ルールに乗っ取って、賢いか否か判断する場面が多い気がします。
同じ様に、群れ社会で生活する犬の行動の方が人間は共感しやすい為、犬は利口で、猫は自分勝手で我がままと言うレッテルを貼ってしまいがちではないでしょうか?
知能を測る様々な方法の中で、「脳化指数」と言うものがあります。体重に対する脳の重さを測り、値が高いほど知能が優れていると言う基準です。
実際に、測ってみると人間は0.89で犬は0.14、猫は0.12となります。よって人間は知能がとても高く、犬と猫はほぼ同レベルである事が分かります。
それ故、犬の方が賢いとは言えないのではないでしょうか?それぞれに、違った生き方のスタイルである為に比べるにはとても難しい事です。
猫は単独で狩りをします。全てを自己解決し処理出来る能力は逆にとても高い知能を持っていると考えてもおかしくありません。
犬は、群れで協力して行動する為に、リーダーに従う忠誠心や従順さは猫に優るものがあります。この事から比べて考える事自体が困難ですね。
最近では、我が家の猫がどれくらい賢いのか?それを測るI.Qテストなる物まで存在します。猫の行動を細かくチェックして点数化したもので判断します。
しかも、このテストはあくまでも、人間側のご都合によるものであるのが分かります。例えば、与えられた餌をなんでも喜んで食べる事が出来る。毎晩同じ場所で眠る。猫砂ではなく、人間のトイレで用を足す等など。
これってどういうテスト?と疑ってしまいそうになる内容のものばかりですね。猫の知能とは、年齢や育った環境、経験や元々の性格などなど、総合的な事から形成されると思います。
人間側の勝手な要望から、知能が高い低いと判断するには可哀そうですよね。しかし、飼い猫としての人生を選ばざる負えない猫達は往々にして、人間の望む行動を取れば、優遇される事も分かっているかもしれません。
実は、人間が操っている様に思わせて、猫に操られている可能性も無きにしも非ずです。人間の世界でも、今では皆が同じ様に出来る事が良いとされる時代です。
少しでも、違った行動が目立つと、個性ではなく、障害扱いされてしまう事もある時代です。猫にも人間にも個性を大事にして活かせる時代になって欲しいものです。
そして、更にその個性と能力を引き出して高めてあげる事が必要になるでしょう。猫の能力を高める方法を飼い主が身につける事が必要かもしれません。
その為には、猫の限りない好奇心を満たしてあげ、その好奇心を見せた場面では、思い切り褒めてあげましょう。好奇心とは素晴らしいと言う事を猫も学ぶでしょう。
そして、毎日猫と十分な遊びとお喋りを通してコミュニケーションをとりましょう。しっかりと愛情持って接する事で豊かな心を持った猫に育つでしょう。
そして、常に飼い主がご機嫌であって欲しいものです。周りに敏感に反応する猫は、飼い主のご機嫌を逆に伺っているかもしれません。
そして、良い事をしたら、褒めてあげ、悪い事をしたら、すぐ制してあげましょう。これには決してぶれてはなりません。罰ではなく優しさを与えましょう。
と、ここまで書いてきて気付くことはありませんか?まるで人間の子育てと同じ様ですね。猫も人間も変わらないと言う事。知能を上げると言う事は愛情を注ぐ事なのかもしれません。
猫は人間の事をどう思っているの?猫と仲良くするコツ
猫と人間との関わりの歴史はとても古く、研究によると遺伝子の突然変異から人に懐き、人間の近くで生きる事を選ぶ野生の猫が増えていったのが飼い猫のルーツとも言われています。
人間の近くで生きるとは、どんなメリットがあったのでしょうか?それは、人間が管理する穀物倉庫を狙う、ネズミなどの獲物を捕える事や、人間の残飯などにありつける事だったのかもしれません。
そして、人間の文明社会が発達すれば、当然猫もその恩恵に預かり、獲物を捕まえなくても餌を貰え、安全で快適な寝床も得られたのでしょう
この様な飼い猫の起源はリビアヤマネコと言う野生の猫がルーツと言われています。現在でも、アフリカの原住民などは、野生のリビアヤマネコをペットとして飼う事は珍しくないそうです。
では?猫は人間の事をどう思っているのでしょうか?単なる同居人の様に考えているのか?犬の様にご主人様に従順な気持ちを抱いているのでしょうか?
まず、猫が人間にどれくらい慣れるかは、その性格や遺伝によって様々であると考えられますが、一番はやはり子猫の時期にいかに人間との関わりを持ったか否かではないでしょうか?
人間に慣れさせる一番良い時期は、離乳する前が良いとされます。成長の速度にもよりますが、生後8週から10週位を目安にします。
この時期に人間との関わり合いがあれば、8割以上の確率で人間に慣れる猫になるようです。しかし、不思議な事に、きちんと母猫に育てられる事が前提の様です。
母猫が人間に対して、どう接しているかを見て学ぶ事があるようです。また、人間が哺乳瓶などで人口的に飼育するよりも、母猫との関係をきちんと築けた猫が人間に慣れると言うのです。
生後間もない内に、母猫と引き離されてしまうと、逆に不安定で神経質、攻撃性の高い猫になると言われています。やはり、母猫からの愛情と免疫力をもらう事がとても重要なのですね。
そして、人間に関わらず、きょうだい猫や他の動物と触れ合って育った猫は堂々として、怖気づく事の無い猫に育つのだそうです。
そして、多くの専門家が寄せる多くの意見は、猫は人間に対して、親代わりだと思っているのだそうです。どんなに成長しても、人間を親の様に思い、甘えて接すると言うのです。
もしも、小さな子猫と接する機会があれば、十分に甘えさせてあげ、可愛がることはもちろんの事、成猫であっても親の様な気持ちで接する事が人間とより良い関係を築ける猫に成長するのです。
しかし、ある程度の成長を過ぎてしまい、人間に慣れていない猫を慣れさせるには、長い時間と根気が必要になるでしょう。
もともと、特定の人にしか慣れない性質をもっている猫は、途中で飼い主が変わってしまうと、なかなか他の人に慣れません。
また警戒心が強い猫は、慣れていても、自分に不快な事をする人間を嫌います。あんなに可愛がって、慣れていたのに、病院へ連れて行ったり、薬を飲ませなり、猫にとっては恐怖と不快でしかありません。
そんな事をする人間を信用しなくなると言う訳です。やっとの思いで慣らした警戒心の強い猫は注意が必要です。もしも、どうしても猫にしなければならない猫が不快な事があれば、猫に慣れた人に手伝ってもらう事さえ必要になります。
一度警戒心を強めさせてしまうと、ここからは本当に辛抱と根気が必要ですが、高い確率で信用してくれなくなります。この人間は要注意だと思われてしまうのです。
そもそも、猫の特質でもあり性格ですから、そうなってしまった場合は、距離をもって接していくしかないようです。その見極めと方法は難しいかもしれませんが、猫の気持ちに寄り添ってあげましょう。
猫の問題行動と異常行動を知っておこう!
猫を飼った人が度々悩まされる、猫の問題行動や異常行動について考えてみたいと思います。やみくもに、猫が悪い訳ではない理由をきちんと理解すると、おのずと対処方法や解決方法が導き出されると思います。
猫と言えば、爪とぎなどによる問題行動を筆頭に、理由が分からない攻撃行動、マーキングする為の不適切な排泄行動など、人間の私達からすると理解を超える行動があります。では、それらの行動が一体どうして引き起こされてしまうのか、猫の気持ちになって、深く考えてみましょう!
まず、人間から見た猫の生態を見ると、社会性を持ち暮らす私達と比べて、単独生活の猫達の行動は、いかに気ままで、自分勝手に感じてしまう事が多いかと思います。
なので、根本的に生き方が違う事を理解しておかないとならないでしょう。そもそも猫の本能としては、単独生活が基本です。仲間と協力し合う事が無い為に周りと合わす術はないのです。
猫は自由に、全ての事は自己解決し、実はとても賢くて、優秀なのです。そんな生態も分からず、人間の都合でペットにする訳ですから、外に自由に出掛けられず、狭い空間で猫の本能を奪う飼育方法は当然猫のストレスになります。
つまり、問題行動や異常行動は、猫のストレスによる心の病気なのかもしれません。人間だって、重度のストレスを感じれば、おかしくなってしまうかもしれませんよね。
では、代表的な問題行動と異常行動を幾つか紹介し、その対処方法を提案していきましょう!猫の本当の気持ちが少しでも分かる事を願います。
先ずは、不適切な排泄の代表としてマーキングです。これは単に老廃物を排泄する為の多量な排泄ではなく、ニオイをつける為の微量な排泄です。
スプレーとも呼ばれ、主に雄猫に多い行動ですが、この行動をすると言う事は環境への不満や発情期に起きる性的行動とも言われ、かなり複雑な行動の様です。
この行動が見られる場合の多くは、狭い環境で多頭飼いなどをしている猫に多く、縄張りの意識から、ニオイで自己主張しているのです。
自分の存在をより強くアピールする為だと捉えます。しかし、他の猫に対してだけではなく、飼い主へのアピールである事も忘れてはなりません。
この行動は何かしらの意思表明であるので、この行動を発見した場合は、決してむやみに怒らずに、原因となるその理由を探りましょう。
主な原因と考えられる事とは、狭い環境で他の猫と人間との距離がとても近い事などからストレスを感じてしまう事が多いようです。
飼い主は猫の気持ちや性格などをきちんと見極めて対応してあげる事で、これらの問題行動は防げる様になるでしょう。
次に猫に多い問題行動は、攻撃です。攻撃の対象は実は懐いている飼い主に向けられる事があるので、普段おとなしく可愛い猫から攻撃を受けたら戸惑う事でしょう。
実は、遊んでいる最中に興奮しすぎて、激しい攻撃に変化してしまう事があります。これらの原因はやはり遊び足りないストレスからくることが多い様です。
また、やつあたりの攻撃(転嫁性攻撃)と言って、たまたま側にいた、人間や他の動物がその攻撃の対象になる事もあります。理不尽な事なのですが、猫の本能ですので、興奮がおさまるまで距離を置くしかありません。
また、その他の異常行動としては、ウールなどの衣類を吸ったり噛んだり中には食べてしまう、吸入行動があります。これらの行動も子猫時代の愛情不足から考えられる行動です。
猫の生態をきちんと理解して、気持ちに寄り添う事が出来れば、その原因と対処方法が必ず見つかるでしょう。相手を理解する気持ちはどの世界でも大事ですね。
盗み食い!つまみ食い!泥棒猫にさせない対策とは?
泥棒猫と言う言葉が辞書にもある通り、食べ物を盗んだ猫を言う意味合いの他、恋人を奪う女性の例えなど、何だか幅広い意味合いを持つ言葉ですが、純粋に食べ物を拝借する猫を想像すれば、可愛いものではありませんか?
我が家の猫を泥棒猫にさせない為には?飼い主としてどう、しつければ良いのでしょうか?猫が飼い主の目を盗んで食べ物を拝借する姿はちょっと可愛いなと感じるのは私だけでしょうか?
猫は狩猟本能があるので、獲物を自ら捕まえると言う習性と本能があるので、食べ物があれば、獲物だと思うのでしょうか?いやいや、動かない食べ物だったら、狩猟ではなく、泥棒になり兼ねませんね。
飼い猫は今では十分な餌をもらい、自分で狩りをせずとも、お腹が満たされているものの、美味しい食べ物が目の前にあれば、つい手を伸ばしたくなるのは猫だけではないでしょう。
盗み食い、つまみ食いの癖を付けない為には、日頃の飼い主の努力も必要となるでしょう。まず、これは美味しい食べ物だと言う認識を持たせない努力です。
つい、人間が美味しそうに食べている物を、じっと飼い猫が見ていたら、つい可愛さのあまりにお裾分けしたくなる心理はありますね。
しかし、一度だけなんてルールは猫には存在しません。また別の日の食卓で飼い主が美味しそうに食べていたら、また貰える!と期待するのは当然でしょう。
一度味を占めたら最後、再びおねだりされる事は間違いありません。飼い主と猫の攻防戦が始まります。昨日はくれたのに、今日はなぜダメなのか猫には理解できないでしょう。
そんな事にならない為にも、決して食事中のお裾分けはしてはいけません!今日だけよ、一度切りが通用しないのです。人間の食べている物が美味しいと教えてしまうのは罪そのものです。
そんな最初の一歩があなたの可愛い猫を泥棒猫にさせてしまうのです。ご主人様が食べているあの美味しい物がこの戸棚に隠れているぞ!と猫は賢く見分けます。
餌を缶に入れて、逆さにして引き出しにしまっておいたって、猫はびっくりするほどの根気と能力でこじ開けてしまう事があるのです。でも、そこまでしてお腹が空いていたのかと思うほど、もしかしたら、貰う餌が少ないのかもしれないですよね。
私の知り合いは、多頭飼いをしている上に、ご飯は少量しか与えずに、泥棒した形跡があると、集団責任と言って、餌を与えない日を作っていました。
こうなってはお腹が空いて、また泥棒猫になってしまい、また罰を与えられると言った始末。なんと可哀そうな事でしょう。飼い主として全くなってないしつけの仕方だと当時、第三者として眺めていたものでした。
その家でご飯を呼ばれると、数匹の猫に囲まれながら、食事を奪われない様に食べなくてはならない、サバイバルな感じでした。
これは、完全に飼い主の責任ですね。つまみ食い、泥棒猫にさせているのは完全にしつけを間違えた飼い主の行動ですね。
飼い猫にはある程度十分な食事を与える事、人間の食べ物を教えない事、徹底した管理こそが可愛い猫達を泥棒猫にさせないのです。
間違いに気づくのは飼い主の方だと言う例でしたが、ある程度自由に餌を食べれる様な環境を作っておけば、猫は自分できちんと調整して食事をする事が出来るのです。
食べれないから食べれる時とばかりに、食べ過ぎて肥満になったり、食べれないから泥棒して食べようとするなんて可哀そうですね。
あなたの家の猫を泥棒猫にしているのは、実は飼い主のあなたかもしれません。今一度、良く考え直して更生が必要なのは飼い主かもしれない事に早く気付きましょう!
愛猫の弔い方法をあなたはどう選びますか?猫のお葬式事情
愛猫とのお別れは、いつか必ずやって来ます。人間よりも遥かに短い人生なので、愛猫の死に責任を持ち向き合う事が飼い主にとって大事な役目なのではないでしょうか?
シニア期に入ったきたら、元気な内から、弔い方法を少しでも考えておく事が、いざと言う時に役に立ちます。想像して悲しむよりも、冷静にどの様に対応するかを考えておきましょう。
最近では、ペットに対する考え方が人間と同等以上に考える人も増えて来ました。あくまでもペットと言う立場を超えて過剰な対応をする事はいかがなものかと言う場面も見受けられます。
しかし、愛するペットの死を乗り越えて行く為にも、納得のいくお別れとお見送りを考えるのは悪い事ではありません。昨今では、ペットのお葬式セレモニーの会社は沢山あります。
最近の猫のお葬式事情を幾つかご紹介しましょう。あなたは最愛の猫をどう見送る事を選びますか?ペットロスにならない為にも、十分に悲しみ、納得いくお別れは必要です。
先ずは、自分が後悔しない方法を選びましょう。その為には、近所にどの様な施設や自治体が存在しているか調べる事を先ずお勧めします。
その中から自分が納得する方法を探していきます。一番シンプルな方法としては、所有地に埋葬する方法です。自治体によっては規制がある所もあるので、事前に確認します。
そのまま埋葬する事も可能ですが、土に還るまで時間がかかると共に、病気などで亡くなった場合は病原菌などの問題もありますので、火葬してからの埋葬などが衛生的にも良いでしょう。
自宅の庭に埋葬して、記念樹など植えて大事に育てる事で、愛猫の存在を身近に感じて安心出来るかもしれません。
ペットの火葬に関しては自治体で火葬してもらう方法があります。多くの自治体では、ペットの火葬に関して対応している所が多く、相談に乗ってもらえるでしょう。
自治体によって、ルールや規則などは様々なので、自分の住んでいる自治体ではどの様な方法で対応してもらえるか、事前に調べておきましょう。
受付窓口も自治体によって、管轄が異なる場合もありますので、必ず近所の自治体に問い合わせて下さい。民間のペット葬儀社よりも価格もお得な事が多いでしょう。
そして、最近多いのが、ペット専門の葬儀社です。価格もサービスも様々です。送迎などもあり、ペット霊園も兼ね備えていたり、想像以上に丁寧に取り扱い、飼い主の気持ちに寄り添って弔ってもらえます。
自宅の近くに、どの様な葬儀社があるか調べて比較しておくと良いでしょう。盛大なセレモニーは必要ないと考えれば、シンプルなプランの葬儀社を選ぶか、自分に合った所を探しておくのが良いと思います。
ここで注意が必要になるのが、悪徳業者もあると言う事です。悲しむ飼い主の気持ちにつけ込み、高額な請求をしてきたり、遺骨の返還がなされなかったりと近年トラブルも増えている様です。
騙されない為には、知人からの口コミやネットでの情報収集。複数の葬儀社を比較検討したり、事前にきちんと見積もりを書面にて提示してもらうなど、口約束だけの交渉はしない様にしましょう。
愛猫を失って冷静でいられない上に、こんなトラブルに巻き込まれて、ますます気持ちが滅入る事が無い様にしたいものです。最悪の場合は警察や国民生活センターなどへの相談も辞さない覚悟が必要です。
そうならない為にも、愛猫が元気な内に普段から想定しておくと言う事がとても大切になってくるのです。限りない命はありません。平等に訪れる死に対して、マイナスのイメージばかり持たず、どう弔うか、真剣にイメージしておきましょう。
猫が自力でトイレや食事が出来なくなった時の介護法
ご長寿猫が増える中、介護が必要な老猫も増えています。もしも、自力で食事やトイレが出来なくなったら、どの様に介護していけば良いか、考えただけで、不安になってしまいますよね。
長年、可愛がってきた子供の様な存在の猫でも、気が付けばいつの間にか自分より歳をとり、弱っていく姿は辛いものですが、猫も飼い主も負担にならない様なアイデアと工夫で楽な介護方法を学んでおきましょう!
もしも、餌を自力で食べれなくなったら、命に関わります。体力も体重も落ちて、衰弱するのは目に見えています。先ずは食べれない理由を探る事が重要です。
では、どんな理由が考えられるでしょうか?その1、歯や口の中に何かしら問題がある。その2、風邪や鼻炎で鼻が詰まり、ニオイを嗅ぎ分けられない。その3、胃腸の病気で食欲が無い。
これらの理由を探るには、飼い主による日頃の観察や動物病院での診察により、その原因を突き止める必要があります。それによって対処の方法や介護の方法を決めていきます。
病気によるものであれば、治療をする事によって改善する事も出来ますが、根治が難しい病気や歯が無く固い物が食べれなくなっている場合などは、適切な対処方法を考えましょう。
噛む力や飲み込む力が弱くなってきたら、少量でも栄養価が高く、消化吸収力が高いフードを選びます。摂取しやすくする為にミキサーなどにかけて液状の流動食にします。
流動食の固さは猫の好みと状態に合わせて作ってあげましょう。また、一度に沢山の量は負担になるので、一日3回~6回と小まめに少量を与えてあげましょう。
流動食を与える方法としては、猫の鼻先につけて舐めさせる方法や猫の頬の内側の口につけてあげる方法などがあります。
この方法で自力で舐めたり、飲み込んでくれれば良いのですが、それも困難な場合は注入器に吸い上げて口に流し込んであげます。
これらの方法はとても強引な方法ですので、気を付けなければならない事があります。誤嚥といって、食道ではなく気道に入らない様にする事です。
間違って気道に入ってしまうと、窒息や肺炎になる事があります。それを防ぐ為には、飲み込める量にする事や与える時の体勢や食後の見守りなどを怠らない事が必要です。
いずれも、特殊なやり方なので、動物病院などで指導を受ける事が良いでしょう。本などを見て独自で工夫するには危険も伴います。
次に、トイレですが、猫が自力で排泄ができなくなってしまったら、とてもハードルが高い介護だと感じるでしょう。
トイレでの失敗が多くなったら、飼い主が手を貸してあげる事が必要になります。シニア猫の為のトイレの工夫も必要ですが、それでも自力で行けなくなった場合などは、おむつと言う選択があります。
猫用のおむつも市販されていますが、人間の赤ちゃん用のおむつを工夫して使う事も可能です。尻尾の部分に当たる所を切り取り、装着させますが、ずり落ちてこない様に犬用のサスペンダーなどで固定します。
それでも、困難な場合は圧迫排尿や排便などの方法があります。便秘を防ぐ為にお腹のマッサージや適度な油分の補給なども必要になってくるでしょう。
これらの方法は決して、飼い主が自力でやらなくてはならない事ではありません。このような方法があると言う事をまずは知っておいて欲しいと思います。
動物が自力でトイレや食事が出来なくなると言う事は、すでにお迎えが近い事を意味します。その状態を受け入れられない飼い主達はどうしても色々な事をしてしまいがちです。
最期はどんな手を尽くしても、後悔が残るのが介護です。猫にとって本当に幸せな事は何か?きちんと向き合い考えてあげて欲しいと心から思います。
高齢の猫が認知症になるって本当なのか?
ペットの飼育環境も年々良くなり、ペット医療も進み、栄養状態も良い現代では、猫も平均寿命が昔と比べて格段と延びてきています。
元気で長生きなら良いですが、長生きする事によって、猫も人間と同じように病気のリスクも高くなります。その中でも人間と同じような傾向をたどる病気の中に、認知症があります。
猫も認知症になるの?人間の世界でも認知症はまだ深く解明されていない分野です。なる人とならない人、もちろん猫だって、なる猫、ならない猫もいます。
認知症とはどんな病気なのでしょうか?それは、脳にダメージを受ける事によって、生じる障害です。中でも有名なのがアルツハイマー型認知症です。
これは、脳に特殊なたんぱく質が溜まり、神経細胞が壊れ減って行く事で、脳が委縮して、記憶障害や身体の機能障害が出てきてしまう症状です。
実は、猫も高齢になると、これと全く同じ症状を伴う事が研究によって分かってきていると言うのです。15歳以上のシニア猫ならば半数が認知症の疑いありと言われています。
猫の脳の神経が傷ついていく過程は人間のアルツハイマー型認知症とよく似ている事も最近の研究で明らかになっているそうです。
では、猫の認知症の症状とは一体どんなものなのでしょうか?あなたの家の高齢の猫にも、もしかしたら当てはまる症状があるかもしれません!ぜひチェックしてみて下さい。
- 疑われる症状は以下の通りです。
- 動きが鈍く無関心である
- 名前を呼んでも反応せず大きな声で昼夜鳴き続ける事が多い
- ウロウロと落ち着きがなくなり徘徊し物や人にぶつかる
- 狭い所に入り込んで出られなくなっている事がある
- トイレや食事のそそうが目立つようになる
あなたの愛猫はどうでしたか?幾つかの症状が当てはまりましたか?しかし、症状が当てはまるからと言ってすぐに認知症の疑いを持つのは禁物です。
高齢になると、他の病気の疑いも考えられます。似たような症状を起こす病気がある事も忘れないで下さい。例えば、大きな声で鳴き続ける様でしたら、甲状腺機能亢進症の疑い等が考えられます。
また、オシッコのそそうなどは下部尿路疾患などの疑いなど考えられるからです。そして、糖尿病など人間と同じ様な病気も高齢の猫ならではの、病気の可能性もあります。
何か様子がおかしいと感じたら、自己判断せずに動物病院などで検査し、相談してみる事をお勧めします。もしも、認知症だと分かったとしても、人間同様に、適切なケアをしながら、快適な老後生活を送らせてあげたいですね。
先にも触れましたが、必ず認知症になるわけでもありません。若い頃から予防策などを行う事で防げる事も可能です。では、どんな予防策があるのかご紹介しましょう。
食事での予防策としては、不飽和脂肪酸を与えましょう。認知症には不飽和脂肪酸が足りないと言うデータがあるそうです。
不飽和脂肪酸とはDHAやEPAと呼ばれるものがあり、イワシやカツオなどの青魚やマグロ等に多く含まれています。
これらの魚を少量与え続ける事は身体にも悪くありません、しかし、多量に与えすぎるとこの不飽和脂肪酸が猫の脂肪を酸化、変性させてしまい、炎症を起こす病気、黄色脂肪症と呼ばれる病気になる事があります。
少量であれば有益に働きます。癌を抑えたり、記憶力を増強する、不飽和脂肪酸ですので、与えすぎない程度にバランスよく摂取させてあげて下さいね。
また、飼い主との適度なコミュニケーションやスキンシップも脳に刺激を与えます。猫がストレスに感じない程度に触れ合う事も重要ですね。
猫は死ぬ時に姿を隠すって本当なのか、その真実とは?
猫は死ぬ時に姿を隠すという言い伝えを、どこかで耳にした事があると思います。果たして本当なのでしょうか?死を覚悟した猫が自分でそれを感じて姿を隠すのでしょうか?
猫を飼った事がある人なら、おのずとその答えを知っていると思います。喋れない猫でも、飼い主との信頼関係から、その事が真実なのかどうなのか、伝えてくる様な気がします。
では、その言い伝えを信じている、あなたへ本当の事を知って貰いたいと思います。猫の本当の気持ちを知ったらあなたはどう感じるでしょうか?私の体験を交えながら、その真実について、じっくりと考えてみましょう。
少し昔の飼い猫は、家と外を自由に行き来していたのではないでしょうか?最近は様々な事情から、完全室内飼いを推奨されている事もあって、あまり外を自由に闊歩している猫は見かけない様に感じます。
それゆえ、外に出掛ける猫には自由と危険がいっぱいでした。その事により、出掛けた先で交通事故にあったり、喧嘩の負傷で動けなくなったり、恋の相手を探す旅に出てしまったり、家に帰って来なくなる猫、帰れなくなる猫もいたでしょう。
自分の意思で帰らない猫と、帰りたくても帰れない猫とでは理由が全く違いますね。動物は、傷を負っている姿や弱っている姿を堂々とさらす事はありません。もしも、出掛けた先で負傷したら、猫はどうすると思いますか?
猫は具合が悪くなると、身を安全な所に隠して、ひたすら回復するのを待ちます。何も食べずに、とにかくじっとしています。外で怪我や病気になってしまったら、どこかで回復するのをじっと待つでしょう。
そうこうする内に容態が悪化して、その場で息絶える事もあったでしょう。身を隠しているので、亡骸さえも見つからない事が多いのです。
そんな猫の事を偲んで、飼い主は姿を消したのだと思ったに違いありません。では、室内飼いの猫はどうでしょうか?
私が飼っていた猫は、徐々に歳を重ねて、段々と弱っていきました。いつその命の灯が消えかねないか、不安な日々もありました。
ある時、容態が急変し具合が悪くなった時は、やはり暗くて静かな場所で苦しんでいました。猫は自活能力が高い動物です。どんなに具合が悪くても、頼らず、ひたすらじっと耐えるのです。
大好きな飼い主に甘えて助けを求める様な事はないのです。ひたすら耐える愛猫を私達はそっと見守る事しか最後は出来ませんでした。
最後は家族に看取られて天国に旅立って行きましたが、その姿は決して死を悟り、姿を隠すと言う行為には思えませんでした。
最後まで、苦しくても辛くても、一生懸命に生き抜こうとする姿しかありませんでした。猫は決して生きる事を諦めないとその時強く感じたものです。
またきっと、元気にご飯を食べて、元気に遊べると思っていたのではないでしょうか?死を覚悟して身を隠すと言うのは、人間の都合の良い解釈でしかありません。
動物は自ら命を断つ事は無いと言います。とにかく、今を一生懸命に生き抜くその姿は、私達に勇気や希望をくれる存在です。
もしも、室内飼いでなければ、また元気になれると信じて、どこかでじっとしている内に家に帰れなくなっていたかもしれませんね。
しかし、現代では猫の行動範囲も狭くなり、猫の様子を身近に感じながら生活しています。そんな猫の様子を通して、この言い伝えは真実ではないと強く感じました。あなたはどの様に思いましたか?